頑張るという言葉の解釈

考え方の話

突然ですが、皆さん頑張ってますか?
この”頑張る”という言葉。
僕は個人的にこの言葉があまり好きではありません。
なぜかというと、頑張りたくないからです。
頑張ると疲れませんか?
それは無理をしているからじゃないでしょうか?
そもそもこの”頑張る”とはどういう意味なのか調べてみました。

【頑張る】言葉の意味

頑張るとは、簡単に言うと
「 困難にめげないで我慢してやり抜く」という意味らしいです。※weblio辞書参照
この言葉の意味を見て僕の中ですごく納得がいきました。
「あぁ、やっぱり我慢しなきゃいけないから疲れるのか」と。
当然ですが、我慢はストレスです。
出来ることならあまりしたくないですよね。
とは言え、現実問題まったく我慢せずに生きていくのはなかなか難しいものです。
学校、仕事、家庭、様々な場所で大抵の人が小さな我慢をして日々を送っているのではないでしょうか?
つまり、すごく大雑把な言い方をしてしまえば、多かれ少なかれみんな毎日”頑張っている”のではないでしょうか?

「その言葉嫌い」

「その言葉嫌い」
これは以前、僕が知人の女性に対し「頑張ろう」と声をかけた時に言われた一言です。

思ってもいなかった返答に呆気にとられてしまいました。
普段この言葉を誰かに投げかけると、「そうだね」「一緒に頑張ろう」など肯定的な言葉が返ってきていたので、こういう否定的な返答は初めてでした。

色々な思考が頭の中を駆け巡っていましたが、僕は率直に「なぜ?」と問いかけました。
すると彼女はこう答えました。

「だって、もう頑張っているのにこれ以上頑張らなければいけないの?」

人それぞれ考え方は違うし、言葉の受け止め方も違う。
幼い頃から使っていたし、周囲の人達も当たり前のように使ってきた元気が出る魔法の言葉。

“頑張れ”

迂闊だったと思いました。
自分が当たり前のように使っていた言葉で人を傷つけたり、追い詰めたりしていたのではないかと思いました。

確かに僕自身も、仕事の期日に追われ精神的に余裕が無い時に「頑張れ」と声をかけられるとなぜか心がモヤモヤする事がありました。

彼女はすでに頑張っていて心に余裕が無かった。
そこにさらに僕が「頑張れ」と彼女の精神に鞭を打つような言葉をかけた。
その結果、「その言葉嫌い」という発言に繋がったと思います。

内心彼女は相当怒っていたと思います。
彼女を怒らせてしまった事は本当に申し訳ない事ですが、僕にとっては大変貴重な”気づき”となりました。

それ以来、僕もその言葉があまり好きではなくなり、日常生活で他者に対して”頑張れ”という言葉を極力使わないように心がけています。

頑張らないという考え方

僕は人生において、”頑張らない”をテーマに生きています。
これは前職での体験が大きく影響しています。
この”頑張らない”の僕なりの解釈は、”心に無理をさせない”という考え方です。

何かに一生懸命打ち込む事は素晴らしいと思います。
でもどこか無理をして頑張り過ぎてませんか?

僕は以前勤めていた会社で肉体的にも精神的にも頑張り過ぎて何も頑張れなくなりました。
ひどい頭痛、倦怠感、喉を締め付けるような痛み、気分が全く上がらず笑えない。
恐らく鬱状態になっていたと思います。
仕事を辞めたくても生活があるから辞められない。
金銭的に家族を不安にさせてしまう。
たとえ辞めたとしても次の就職がすぐ出来るかも分からない。
毎日不安で押しつぶされそうでした。

でもある時ついに限界が来て「このままこの仕事を続けたら死ぬかもしれない」と思うようになりました。
追い詰められた僕は自分に二つの選択肢を出しました。

”このまま仕事を続けて死ぬか、この仕事を辞めて一か八か再就職にかけるか。”

今思えば簡単な事だと感じますが、当時の僕は睡眠時間も少なく、仕事に忙殺されてまともな思考ができない状態になっていたと思います。

当然選んだ答えは転職でした。
その時の僕の心境としては、猛獣から逃げる為に崖から飛び降りるような気分でした。

ではどんな転職先を探したかというと、「ここから逃げれるなら何でもいい!」と思い、昔の知人が勤めていた営業の仕事に転職する事にしました。
聞くところによるとその会社もなかなかグレーな感じでしたが、ここよりマシだと思い、思い切って転職しました。
はっきり言って逃げる為だけの転職です。
収入が減ったので生活は多少苦しくなりましたが、体調不良は改善され、少しづつ笑えるようにもなりました。
今はその会社も辞め、比較的自分らしく働ける職場に身を置いています。

結果として、僕は今も生きてます。
もしあの時転職していなかったらと考えるとゾッとします。

僕がこの体験で学んだ事は次の3つです。

①無理をして心を壊すくらいなら今目の前にある不安に飛び込んだ方がまだマシ。
②一度でも心を壊してしまえば、もう完璧に元通りになる事は難しい。
③自分を守る為なら逃げろ。

最後に

あくまで僕の経験を元にした考え方なので全く役に立たない記事かもしれません。
それでも少しだけでも、読んでいただいた方の心が軽くなればと思いこの記事を書きました。

誰だって嫌なものは嫌なのです。
心がNOと言っているだけです。
僕も完璧ではありませんが、出来るだけ心の声に従うよう気をつけています。
その声を無視すると、また頑張ってしまう事になるからです。
僕たちは恐らく自分の気持ちや思いを犠牲にしすぎなんだと思います。

僕はこれからも頑張らずに生きていこうと思います。
頑張らない為なら努力もします。
もう頑張り過ぎて自分の身体を壊さない為にも。
そして、自分の心を守る為にも。

今、あなたは頑張り過ぎていませんか?



コメント

タイトルとURLをコピーしました